放射線に対する理解

今日の朝、NHKの討論番組で放射線に対する討論番組をやっていた。沖縄の琉球大学に関係する学者はとにかく放射線を内部被爆すると遺伝子に影響を及ぼし、危険であると力説した。これは事実である。また原発を容認するものは営利関係者であるかのような情緒的な主張をくりかえした。この論調はいただけない。誰かを悪者にするような主張は卑怯である。放射線には危険な事実がある一方で平常時にも放射線があること。セシウムはカリウムに似た性質で半減期があり、排出することができること。今は東京の放射線は平常レベルに下がっていること。またプルトニウムは検出されていないこと。これらの事実については口を閉ざしていた。こういう学者同士の議論を番組に取り上げたNHKはさすがだと思った。

私は脱原発ではないが、さりとて原発の積極的推進派でもない。今考えなくてはいけないことは原発をいかに制御し、今後も安全に維持していくためにはどのような技術が必要かということ。そのうえで、中長期的に自然エネルギーに転換していく施策であろう。今後も原発に対する理解をしっかりと行いたいと感じた次第です。夕方、歯医者で痛んだ歯の最後の治療をしてようやく歯が落ち着いた。