2011年8月2日火曜日

欲望する脳



今日はギリギリでアメリカ債務のデフォルトが回避された。ホッとひと安心した。


一昨日は議員総会が仙台で開催された。移動に夜行の高速バスを利用したが、ほとんどが学生さんの利用者でした。出発は新宿から。夜の新宿はホームに寝込む人や泥酔した人や、とにかく顔の赤い人が多い。アメリカの債務問題は世界経済をどん底に引き込む危機なのに、街には深刻さがない。


昨日は、かみさんと外出した。美味しいケーキをたくさん食べて、少しはリフレッシュできたであろうか?


道中、かみさんに勧められて茂木健一朗氏の「欲望する脳」を読んだ。この書籍には人間の進歩の原因は脳の欲望が原因であり、金権的な生き方も人道的な生き方も脳が欲望している結果だと主張している。曰く、人間は学習することに喜びを感ずる学習依存症の一面を持っているそうだ。だから不可能を可能にする希望を持っている。死に際してもより良くいきたという準備を生きているうちから考えているのが人間と動物の大きな違いだそうだ。動物にはそんな準備はできない。海の中を王者の如く泳ぎ回るシャチも最期には溺れて壮絶になくなる。安らかな死の準備をしているのが人間ということをあらためて考えさせられた。


今日は訃報が入り、夜はお通夜に参列。昼間も多くの方から区民相談を頂いたが、茂木健一朗さんの考え方で行けば、これもより良く死ねる準備と言えないか。





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