2012年8月6日月曜日

議員ボランティア化について



議員ボランティア論に対する自分の見解を少し。自分自身は議員はボランティアが相応しいかどうかは、「国民が決めるべきものであり、そう判断がなされたら、そうすべきである。」と思っています。


 報酬が貰い過ぎかどうかも国民が判断すべきであり、恐らく国民としては「報酬は限りなく0に近くて、国民のために誠心誠意働いてくれる人が良い。」と思っているのは事実で、私も議員でなければ同じようにそう思うと思います。


 地方議員の報酬はいわゆる条例で決められており、国会議員のように法律で定められていません。お手盛りと言われればそうですが、何故国会議員が法律で保障されて、地方議員が法律で保障されていないのか、大変に気なるところです。同じ議員であるならば、国会議員のように法律で定めるか、もしくは国会議員もボランティア化すべきと思います。


 仮に国会議員がボランティアになったらどうでしょう。官僚民主主義国家ともいうべき日本国にあって、今でも官僚に対して発揮できない指導力が十分に発揮できるかどうか疑問です。


 地方議員をボランティア化することは国会議員よりも簡単ではあると思います。しかし、国と同じような官僚組織である地方公務員に対して、ボランティア議員だとどれだけ指導力が発揮できるでしょうか。私が想像するに、議会を夜間に開催するだけで、膨大な残業費がかかり、区民の相談や陳情も窓口で門前払いのケースが続出すると思います。(今でもかなり多いですから)





1 件のコメント :

  1. ひがくぼきみお2012年8月6日 11:41

    議員にはボランティア精神は大切だと思いますが、報酬をゼロもしくは驚くほどやすい報酬で働いてもらうことは間違いだと考えます。
    今のところ日本では、代議員制度、間接民主制で政治を行っています。要はわれわれ一般人の代表として政治家という仕事をしています。
    私は一般人で所属している会社から給料という報酬をもらう代わりに、会社のために働いています。所属していない会社からは当然、報酬はいただいておりません。
    政治家の方々は、一般人を代表して地域や国のために仕事をしています。であるならば、報酬をもらう権利は当然ではないでしょうか?
    政治家の方もアルバイトや会社員として働いた経験を持っている人は多いです。そのアルバイトや会社員をせずに、議員として働いている訳ですから、それなりの報酬は当然です。
    仮に、政治家が報酬なしに地域や国を代表して働かなければならないとしたら、報酬がなくても生活できるお金持ちや、一般の仕事は出来ない(通用しない)人の集団が政治家ということになるはずです。
    だからといって、報酬にアグラをかき、人々のために働かない政治家は不要です。

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