2013年1月26日土曜日

櫻井徳太郎賞



櫻井徳太郎賞の授賞式に参加してきました。櫻井徳太郎先生は元駒澤大学学長であり、板橋区在住の区民でした。前区長の要請で全国に発信する民俗学の賞を板橋区で実施することになり、今年で第11回を迎えます。全国応募総数は264編でそのうち小中学生の部は229編です。

本年の大賞受賞者は

遠野文化研究センターに勤務されている方で東北地方の畑の神について論文を寄せられた。大賞の懸賞金は30万で、後日には歴史民俗研究で刊行されるそうです。

いかに郷土を愛する教育事業に板橋区が取り組んでいるかがわかる、隠れた意義の大きい事業です。

最後に挨拶された審査委員の代表の方が、この年まで長生きして良かった。小中高校生の素晴らしい研究内容に私も教えられたと挨拶をされ、特に有徳高校の女子高生二人が研究した「旧下練馬村の半檀家制について」の論文を絶賛された。

この論文はお寺に残る戒名とお墓から実態調査を行い、当時のお寺と檀家の関係を整理し、通説についても疑問点を洗いだしているそうだ。大変な力作です。

ちなみに有徳高校は私の地域の高校で、授賞された高校生は私の同僚議員が良く知っている地域の方だそうだ。




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