2013年1月17日木曜日

心の健康セミナー



一昨日は午後から、板橋区役所において、板橋区議会公明会派の勉強会として、心の健康セミナーを開催しました。

講師にNPOきぼうの虹理事長の中村博保さんをお招きして、うつ病等の心の病に対する理解を深めました。

以前はうつ病に対する医療の規程が曖昧であったため、あまり深く認識されていませんでしたが、この規程により、うつ病と診断される方が、飛躍的増加するという弊害も指摘されています。

昨日のセミナーでは認知行動療法の重要性も紹介されました。人は誰でも人生の中で最大のピンチを迎える...ことがあり、それが引き金となって、人と会うことが苦痛になり、引きこもりや、うつになって行くそうです。

そしてその時に、このピンチは今までの中でどれくらいのピンチなのか自問して比較し、今まで最大のピンチより軽いものだと自覚すれば、症状は良くなって行くそうです。

自分の自覚によって立ち上がれるようにサポートしていくのが、認知行動療法で、そしてこの療法に保険適用を可能にしたのが、公明党の実績だそうです。

あと過剰な薬物治療の弊害も教えて頂きました。うつの治療薬の副作用に「自殺」と示されている薬もあるそうです。

うつ病は認知症と同じように、まだまだ正しい理解が深まっていません。対応がわかれば、いたずらに不安になることなく、重症化や自殺も防げるそうです。そういう意味で、心の健康のサポーターの設置が重要です。板橋区の重点政策をチェックしていたら、心の病に対するアプローチが重要だと書かれてあった。

2月の一般質問ではサポーターの設置について聞いてみようと思う。大変に勉強になった一日でした!




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