2012年7月13日金曜日

いじめの問題について



今日の夜は政治懇談会で質問に応答した。いじめの問題について公明党はどう対応するのかという質問に、私個人の対応から答えた。


一つには区議会議員にもこの9年間で様々ないじめの相談があり、そのほとんどが「学校が対応してくれない」というもの。


二つには直ちに教育委員会経由でと学校長にヒアリングを入れ、その内容により、教育委員会、学校長、いじめを受けている子とその親とで事情を聞き、対応を考える。(転校の場合もある。)しかし、転校は行った先で不登校になる場合もある。


三つ目には更にはいじめている子とその親といじめを受けている子と、その親との会談を校長に責任を持って対話の場を設けさせる。(場合によっては自らも参加し、教育委員会も参加させる。)以上、区議会議員の仕事は責任を持って、学校、教職員達に期日を決めて問題解決にあたらせることです。恐らく、このような仕事をやっているのは公明党議員だけだと思います。そ...して、この役目は本来校長先生が積極的に対応すれば必要のないことです。当然学校長は嫌がりますが、いじめは人権問題なので、毅然と被害者の立場にたって公平に臨みます。更に、いじめの問題は複雑になってきていますので、スクールソーシャルワーカーという専門的な役目が、いじめの課題解決にあたることができます。しかしいかんせん、資格者は少なく、人件費も高額なので、常駐で、多数採用することはできません。そこで、資格者でなくても経験のある、養護教諭、退職校長先生に、生徒指導や家庭の問題にまで踏み込んで課題解決にあたるように設置したのが、板橋区の「緊急学校支援」チームです。区議会議員は対話の場を設けることができてもその家庭の複雑な問題まで、課題解決にあたるのは大変に難しい。しかし、公明党及び、私の提案で、その機能を板橋区に設置しました。板橋区以外に、葛飾区、品川区にも同様のチームが設置されています。更に増員への拡充を目指しています。





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