2012年10月29日月曜日

なんばーワン日記。(1519)



本日、25年度予算要望を行いました。

298項目のうち新規は59項目で、約160項目の見直しを行いました。尚、平成25年度予算要望にあたって以下の意見と要望を述べました。

ギリシャの債務問題に端を発した欧州全体の金融の信用不安は落ち着きをみせているが、予断は許さない。世界経済は米国の財政の崖、チャイナリスク等の新たな減速要因により、更なる不況が懸念されている。また日本はデフレ不況を脱してはいない。

板橋区財政の23年度決算はひとまず単年度増収となったが、持続可能な構造とはなっていな...い。本年は使用料、手数料の値上げにより受益者負担の増を求めたところであるが、受益者負担増だけでは財政構造を変えることはできない。

聖域なき改革は行政の身をきる構造改革を主とすべきである。またデフレ時における財政運営で最も大事なことは?未来への投資?付加価値の創造である。聖域なき改革は単純なコストカットでは達成されない。

これからは板橋区に付加価値をもたらしてきた事業の再生と再建が肝要である。同時に区民の力を取り入れるICTを活用した新しい行政手法を取り入れるべきである。

今回の予算要望は未来への投資と付加価値の創造を目標に298項目となった。そのうちの学校洋式トイレの整備は新たな重点要望として追加した。

最後に負担増にあたり、我が党の要望に応えて頂いたことは大変に感謝申し上げ、今後も緊密な連携をお願い申し上げます。

新たな行政手法とはナレッジマネジメントとという情報の共有化をさし、SNSやフェイスブックでも使われています。次回の議会では職員が自発的に実践しているいい取り組みをフォーカスし、区民にも紹介するよう提案します。いかに区民の方からの協力を得られるマネジメントを実施するか。顔の見えるこれからの行政の在り方を提案します。




2 件のコメント :

  1. 税収が負担を強いなくても増えるのは景気が良くなることが
    一番大きいことだと思います。
    これは区だけではなく国の問題ですが区政をどうするかは区議会が
    きちんとしていかなければ区は破たんしてしまいます。
    なんばさんも責任ある立場ですね、しかし一部の議員は議員特権振りかざして
    何もしない議員もいます。
    有権者はきちんとそのような人物を見極めるべきだと思います。

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  2. 区役所の一番おおきなものは人件費です。民間でできるものは民間で、官でできなければならないものは官がやる。これで、かなりの歳出削減が可能です。

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